不動産売買の契約書

By もぐもぐ Posted in 不動産 / コメントは受け付けていません。

 建物や土地、不動産売買で契約したならば、宅建業者は契約書を作成して、取引の関係者に交付しなければならない。その一連の流れが、契約書面の交付だ。これは、成立した契約内容を確認し、後日の争いを避けるものである。契約自体は、契約書がなくとも成立しているらしい。
 ではこの契約書にはどんな内容が書かれてあるのか。大きくわけると二つである。必要的記載事項と任意的記載事項だ。ではまず、必要的記載事項からみていくとしよう。
 これは、不動産売買が成立したならば、必ず記載しなければならない事項である。基本的なことが多い。まずは売り主と買い主の氏名や住所。それから物件を特定するための事項である。例えば物件の所在地や面積。土地ではなく建物であれば、その構造など。木造であるか、鉄筋コンクリートであるかなどだ。さらに代金の額、移転登記の時期、物件の引き渡し時期などについても記す。必要的記載事項とは、まぁこんなところだ。
 次に任意的記載事項。これは、必要がなければ白紙でもよい。しかし調べてゆくと、結構重要なことが記されている。
 まずは手付金など、代金以外の金銭の授受が発生する場合、その取り決めについて記載する。手付金の額、支払い期限などだ。さらにその支払いが遅れた場合の罰則など。仮に契約解除があれば、損害賠償額は代金の二割だそうだ。1000万円の物件ならば200万円。一億円の物件ならば2000万円だ。これは痛いとしか言いようがない。契約を成立をさせる場合は、十分な準備を整えてからの方がよいだろう。